新型コロナウイルスにおける静脈血栓塞栓症予防新型コロナウイルスにおける静脈血栓塞栓症予防

 

 

 

              

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で大変な思いをされている方々がたくさんおられると思います。

報道や学会報告よると、重症化する人は静脈血栓症が問題になっている事が多いようです。僕はこれまで血管専門医として多くの静脈血栓症患者を診断・治療した経験があり、今回のコロナ関連血栓症にも大いに注目しておりました。そんなとき、所属する血管外科学会・脈管学会・静脈学会などから「新型コロナウイルスにおける静脈血栓塞栓症予防の指針」が発表されました。

http://www.jsvs.org/ja/info/pdf/20210125.pdf

やはり予防の理学療法(弾性ストッキングや間欠性空気圧迫)や血栓症の早期発見、早期の治療開始が大切という内容です。

当院では新型コロナのPCR検査などは行えませんが、静脈血栓症のスクリーニング・予防・診断・理学療法(弾性ストッキングや空気圧間欠圧迫法)、抗凝固療法を行うことが出来ます。

コロナでなくとも、 足がむくんできたなどの時には早めにご相談ください。